法人について

ユースポート横濱のミッション

いまここにいるその人を大切にする

ユースポート横濱は、孤立状態にある人々に対してその人がありたい姿に近づけるよう就労や生活の支援をすることをミッションとしています。また、支援を通じて発見した課題に取り組むことによって社会に貢献することも目指しています。

私たちは、目の前のその人がありたい姿に近づけるよう共に考え、共に歩みます。

「いまここにいるその人を大切にする」これが私たちの活動の原点です。

ユースポート横濱のロジックモデル

存在が見えにくいままに、生きづらい状況に置かれている人々がいる社会

社会には、その姿が見えにくいままに生きづらい状況に置かれている人がいます。その人はお金に困っていたり、学校や職場で辛い経験をしていたり、家庭が安心できる場所ではなかったり、一人きりで孤独を感じていたり、病気や障害を抱えていたりします。

また、人や社会に対する信頼を失ったり、自己責任だと自分を追い詰めたりすることで、安心して過ごせる場所を見つけられない、将来に対する希望を持てない状況にもつながっています。

一つの”正しい生き方”が存在するわけではなく、特定の生き方を社会が課すものではありません。

生きづらさを抱えている人が、その人なりの生き方を見つけ、実現するために

ユースポート横濱は、生きづらさを抱えている人がその人なりの生き方を見つけ、実現するためのサポートをしていきます。そのための手立ては、「その人の変化・成長」と「その人と社会とのつながりが増えること」であると捉え、下記ロジックモデルに基づき日々の支援に取り組んでいます。

ユースポート横濱のロジックモデル

※ 本モデルは、明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科 源由理子教授のファシリテートのもと、法人職員を対象としたワークショップ形式で作成した。

「ロジックモデル」の作成~社会的意義の可視化と事業の改善を目指して~

「ロジックモデル」は、プログラム評価のツールの一つであり、社会的ニーズを満たすために事業をどのように実施すると効果的かを構造的に可視化するものです。これは、事業の実施状況を振り返り、事業改善に役立つツールでもあります。ユースポート横濱では、全職員が参加するワークショップを通じて、2020年度からロジックモデルの作成に取り組んでいます。

下の写真は、2023年8月に行われたワークショップの様子です。このワークショップでは、プログラム評価論と社会開発論を専門とする明治大学専門職大学院ガバナンス研究科の源由里子教授にファシリテートしていただきました。私たちは、ロジックモデル作りを通じて法人の活動の意義を全職員で共有し、社会的意義を外部に分かりやすく伝えるためのツールとして活用しています。今後は評価指標の明確化など、さらなるブラッシュアップに取り組んでいく予定です。