横浜市就労訓練事業支援センター開設まで

横浜市就労訓練事業支援センターは、横浜市からの委託を受けて、認定NPO法人ユースポート横濱が運営しています。

認定NPO法人ユースポート横濱は、2006年から孤立状態にある方々の就労支援・生活支援に取り組んでまいりました。その取り組みの一つとして、地域の事業所・企業のみなさまのご理解とご協力を得て、「中間的就労」を地域の中に広げてきました。

「中間的就労」とは、働きづらさを感じている人が、無職の状態から職に就くまでの間にあって、その人の状況に応じて、少しずつ働く力を身につけていく中間的な段階としての働き方、あるいは社会参加の機会としての働き方も含みます。

当法人の取り組み以外にも、各地域・各支援領域で広がっていた「中間的就労」の一部が、2015年に施行された生活困窮者自立支援制度の中で「就労訓練事業」として制度化されました。

横浜市においては、就労訓練事業の円滑な実施を図るため、2014年8月に横浜市就労訓練事業支援センターが設置されました。